沖縄県のマンション動向

前回に続き当社ポケットファンディングより沖縄県の不動産動向についてレポートします。

今回は、沖縄県のマンション動向についてです。沖縄県ではここ数年マンション建設が盛んです。個人的な話にもなりますが、私が住んでいる地域でも徒歩で10分~15分の圏内に過去3年で5棟のマンションが建設されています。

2015年の沖縄県内のマンション着工件数は、1,685戸で前年比で50%以上増加しているようです。統計がある2001年以降では2番目の実績のようです。同年の沖縄県のマンションの戸数は29,299戸で2001年からの増加率は約25%で全国1位となったようです。新築住宅着工総数に占めるマンションの着工戸数の割合は同年で10.4%で全国8位でした。

同年の全国の新築住宅着工総数の上位5都道府県は、1位東京、2位大阪、3位京都、4位兵庫、5位神奈川県、となっています。沖縄県は上位10以内にも入りません。しかし、一方で新築住宅着工総数に占めるマンションの着工戸数の割合では千葉に次いで8位となっています(因みに、9位は奈良県、10位は愛媛県です)。

沖縄県の新築住宅着工総数に占めるマンションの着工戸数の割合が如何に地方の中で高いかが分かると思います。

マンションの普及度合いを測るのがマンション化率と呼ばれているものです。総世帯数に占めるマンションの戸数です。2015年のマンション化率は、沖縄県で4.8%でした。東京は26.76%、神奈川県は22.49%、大阪府が18.4%です。大都市圏と比較すると数字は小さいですが、これを人口密度との比較で見ると、マンション化率の上位は同様に人口密度でもほぼ全てが上位に並んでいます。

この人口密度との比較で見ると、沖縄県の人口密度は612人で人口密度のランキングでは9位です。人口密度の規模と他県のマンション化率を勘案した場合には、沖縄県のマンション化率は10%近くまで上昇するという試算を唱える機関もあります。

現在のマンション戸数が約3万戸で4.8%のマンション化率ですからこれが10%だと単純に6万戸数までマンション建設が続くとの事になります。

このマンション建設の抑制要因が工事費だと思います。沖縄県の工事費は戸建てで全国4位、マンションでは10位のようです。全国でも建設コストは高い地域だと思います。これに土地の取得費用が加わりますので、県民所得との兼ね合いから建設費が上がると販売の抑制要因にはなると思います。

しかし、何れにせよ上記の他県との比較や人口動態統計からもマンション建設は今後も増えて行くと思われます。

次回もまた投資家の皆様へ沖縄県内の不動産関連情報をお伝えいたします。

 

 

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