沖縄の鉄軌道について

前回は沖縄県北部の振興を図ることや、交通の課題を解決する案として二次交通の実証実験が始まろうとしているお話しをしました。
今回は、沖縄県で議論されている「鉄軌道」についてお話しします。いわゆる、電車、鉄道です。

沖縄県には戦前は鉄軌道がありましたが、戦後はなくなり今は那覇空港を起点とするモノレールだけが車やバス以外の唯一の公共交通機関です。


これまで何度も鉄軌道を導入する案が議論されてきています。現在ルート案は7つあります。未だ確定はしておりませんが、2020年の着工を目指しています。

今年に入り沖縄県が設置した有識者の沖縄鉄軌道計画検討委員会があり、これまでの検討された7案からアクセスや需要面を考慮して実現に向けて今年から政府と本格的な交渉に入ると伝わっています。

推奨ルート案は、那覇市、浦添市、宜野湾市、北谷町、沖縄市、うるま市、恩納村、名護市、の8市町村を通るという案です。宿泊施設や人口の集積地域を経由して中部の東西地域からのアクセスも良い点や、公共交通への利用転換量や便益が最も高いと見られた処を通ります。この推奨ルート案では、事業実施目安の開業30~40年内での累積資金収支の黒字転換が可能になると見込まれています。

このルート案の那覇ー宜野湾区間は県の中央部を走る国道330号線を通過するケースを想定しているとのことです。事業費はこの330号線を通る案で6100億円になるようです。建設期間はいずれも15年と見込まれています。

まだ着工されてはいませんが、工事が着工されるようになるとルート周辺地域の開発は相当なものになるのではないでしょうか。これまで車での移動に依存するしかなかった生活が一変してしまう可能性がとても高いです。既に2020年の完成を目指してモノレールの延伸工事が進んでいます。これまでの終点首里駅から4駅先に延びます。

その延伸ルートになる西原町という処では立ち退きにより道路も拡張され造成工事が進み景色が一変しています。ブログではなかなかお伝えし難いのですがこのモノレールが延伸されることで西原町は那覇市のベットタウンとなり宅地整備が進みマンション建設も増えるだろうと容易に想像できます。

鉄軌道工事が着工されたらこのような風景がそのルートにある市町村で同じように起きるのだろうと思います。二次交通の案もそうですが、これからまだここ沖縄県では交通網の整備が進み、それに伴い人口の移動と住宅地や商業施設の整備が盛んになってくると思われます。

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