軍用地の返還後 那覇市新都市地区

前回は普天間基地の一部返還についてお話ししました。

今回は、昭和62年5月に前面返還された米軍牧港地区の跡地を再開発して新都市心と呼ばれている那覇市天久、おもろまち、銘苅、上之屋、の新都心エリアについてお伝えします。


この新都心エリアは終戦後に米軍に接収されて米軍の住宅エリアでした。それが全面返還されて総工費約1,100億円をかけて再開発されています。対象開発地の面積は214ha(約65万坪)でした。

その後このエリアの成長は目覚ましく、2001年の人口は約3千人程度だったのが現在では2万人を超えています。地価の推移を見ると平成29年の地価公示価格の平均が約85万2,892円/坪で過去最高にになっています。前年比で+6.76%の上昇です。

平成29年の地価調査価格の平均は79万8,677円/坪で、前年比で+9.32%になっています。過去20年間の最低値は2005年は60万3,900円で、その時点からそれぞれ1.41倍、1.5倍まで上昇しています。返還前の地価を知ることはできませんが、明らかに米軍の住宅エリアの時に比べて格段に発展しています。

このエリアには、地元の大手スーパーが運営するショッピングセンターやシネマコンプレックス等があります。沖縄県立博物館もあり、連日多くの観光客や地元の人のショッピングで賑わっています。また、このエリアには高層マンションが建ち並び、県内で一番高いマンションもこのエリアにあります。若い人に最も人気のあるエリアです。

この新都心エリアにはモノレール駅があり、駅と直結するDFSギャラリア沖縄(大規模な免税店)もあります。観光客は帰路ここに立ち寄り買い物をしてそのまま空港に行くというルートが定着しています。

返還後の直接経済効果は、前回も述べていますが返還前の32倍に達しています。現在はまとまって供給される土地が流石に減ってきていますが、昨今の地価の上昇も相まって今でも空中戦のような不動産の売買が展開されています。

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