沖縄県の高公示価格地域のレポート 2

前回先般開示されました公示価格を基に、沖縄県市町村の地価ランキングの上位の地域についてレポートするということで1位の那覇市についてレポートしました。

今回は、坪単価基準で2位になった北谷町についてレポートします。

北谷町は沖縄本島の中部に位置します。那覇空港から主要幹線道路で約30分ほどに所在しています。人口は約2万8千人ですが、町内に4つの米軍基地を抱えて1万人ほどの軍属も暮らしています。このため人口は、米軍基地の軍属は人口統計には反映されていないのでこれを含めると約4万人近くの人口を擁している町です。

北谷町での坪単価基準の上位3エリアは、美浜2丁目(56.5万円/坪)、北前1丁目(35.4万円/坪)、桑江峡原(30.5万円/坪)、となっています。

北谷町は米軍基地を4つ抱える町です。しかし、数十年前に基地の跡地が返還されてから開発が始まりました。その後の直接経済効果は、北谷町の桑江・北前で返還前の3億円から336億円と112倍に膨らみました。正に、上位の2地区は基地が返還された跡地の再開発で商業地域になり価値が爆発的に伸びた場所です。この商業地域が現在アメリカンビレッジやハンビータウンと呼ばれています。

この北谷町のこの3エリアは、商業地域と住宅地域が隣接する形態です。美浜エリアは海に面しているために、土地の需要者は県外からの商業用店舗賃貸目的の法人、県内の宿泊、不動産事業者が多いです。供給が限定されていることから土地へのニーズは高く、土地での取引は4~5億円前後の価格帯です。

北前1丁目のエリアは、上述した美浜と隣接するエリアです。美浜エリアと比較して住宅、アパート等賃貸物件が多いです。土地の需要者は、戸建住宅志向の中所得者層が中心です。このために、土地の売買価格帯は3千万円~千万円となっています。このエリアは、幹線道路に並行するように位置していることから、住宅取得者のニーズは高くまた隣接する美浜エリアからの土地の価格効果もあるので今後も地価は上昇傾向が続くと見られます。

桑江峡原エリアは、美浜や北前よりもう少し北に位置するエリアです。このエリアには特に商業施設がないのですが、幹線道路からの距離が近いことから需要者は県内の法人や個人が多いです。供給が限定されていることから土地へのニーズは高いエリアです。

 

以上、北谷町の坪単価基準上位3エリアについて概要をレポートしました。北谷町まで那覇空港から30分程で行けます。本島中部地方にはまとまった商業地域が少ないことや、このエリアは海に面してビーチを擁していることから非常に利便性が高く、且つ、平地であることから開発も容易なエリアです。

外資系ホテルの進出、ヨットマリーナの整備、等が相まってここ数年はなかなか人気が衰えることはないと思います。

 

 

 

 

 

 

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