75歳、年金繰り下げ支給について!

 先日の日経新聞に「厚生労働省は公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする検討に入った。毎月の年金額は65歳開始に比べて2倍程度とする方向だ。いまは70歳開始が上限だが、一段と高齢になってから年金をもらう選択肢をつくる。働く高齢者を増やす呼び水にし、元気な高齢者に社会保障を支える側に回ってもらうのが狙いだ。」

 繰り上げ支給で年金が2倍になるなら、と考える方がどれくらいいらっしゃるでしょうか?

 年金の歴史を少しだけひも解きますと、年金制度は公務員や軍人の方を対象に明治時代に発足しました。ということは現在の基礎年金である国民年金より先に共済年金が最初だったことになります。昭和14年に船員保険法が制定、各種共済組合は戦後、昭和23年から37年の間に創生されました。

 今でいう厚生年金保険は昭和16年に労働者年金保険法としてスタートしました。当時の加入対象者は男性のみで支給開始も55歳からでした。ちなみに昭和40年の平均寿命は男性67,7歳です。

 共済年金や厚生年金の対象以外の方にたいして昭和34年国民年金法が創設され、受給資格期間25年、支給開始年齢65歳としました。昭和60年、現在の制度的枠組みの基礎年金を導入し、加入者を20歳から59歳の全国民を対象としました。げんざいの第一号被保険者から第三号被保険者の区分ができたのもこのころです。

 前回のブログでも書きましたが、20歳以上の学生が強制加入になった平成元年に学生向け保険料免除制度が導入されました。平成6年にはそれまで60歳支給だった厚生年金定額部分を段階的に引き上げ、平成12年に厚生年金報酬比例部分も65歳に引き上げとなりました。

 このような歴史的背景で、平成に入ってからの制度改革は現在の働き方改革や、超高齢化を見据えていた感も否めません。(ないと思いますが)

 少子化が進み、定年が60歳から65歳になり働き方が変化し、2042年に65歳以上の人口がピークになる日本において年金の財源確保は急務です。日本老年学会・日本老年医学会の提言に、「近年の高齢者の心身の健康に関する種々のデータから、現在の高齢者は10~20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5~10年遅延しており若返りの減少がみられています」。

 確かに現在の65歳以上の年金受給対象の方は若いですよね。しかし、年金を繰り下げて受給されている方は全体の1%程度であり、むしろ繰り上げて受給されている方が多いのが現状です。

75歳年金開始はこれらの現状と在職老齢年金を鑑みるとかなりハードルが高いように思うのは私だけでしょうか?

 

         一部日本経済新聞より抜粋

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