確定申告とふるさと納税(前編)

確定申告とふるさと納税

2018年分の所得税の確定申告受け付けが昨日より(~3月15日迄)全国の税務署などで始まりました。
今年からスマートフォンを使った申告も可能になり、また納税額が30万円以下ならスマホからQRコード
を使ってコンビに納付できるよになったとのこと。
数年前までは、確定申告の時期、役所にて何時間も待たされた経験をした人も多いと思いますが、
ネットやデバイステクノロジーの普及で随分と便利な世の中になったものです。

通常会社員として勤務している場合は、基本的には会社側が年末調整を行っています。
年末調整は確定申告のようなものなので別途の申告は不要ですが、下記に該当する対象者であれば必ず
確定申告をする必要があります。

・自営業やフリーランス
・年収が2000万円を超える会社員
・給与以外に20万円を超える所得がある(副業など)
・株取引やFXなどの譲渡で35万円以上の所得を得た場合
※ただし自動的に源泉徴収が行われる源泉徴収口座で取引があった場合や、税金の優遇が行われている
NISA口座での利益が120万円までであれば申告は不要です。
・土地や家など不動産の譲渡があった場合、不動産を貸し付けて収入を得ている場合

また通常確定申告が不要なる、会社側にて年末調整を行なっている場合でも、下記に該当する場合には
確定申告をすることによって還付金をもらえる可能性があります。
・事業で赤字が出た場合
・医療にかかった際に、実際に払った額から保険金を引いた医療費が10万円以上の場合(5年間さか
 のぼって確定申告可)
・災害などで資産に損害があった場合などは還付を受けられます。
・年の途中で退職した場合(年末調整が行われていないことになります。生命保険料や社会保険料
 などの支払いで還付が受けられる)
「退職所得の受給に関する申告書」を提出していない場合
・主たる勤務先ではないアルバイト先や副業先などで源泉徴収されている場合
詳しくは下記の国税庁リンクをご参照ください
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/01/1_06.htm

自身がどのような控除を受けられるのかをくまなく確認して、きちんと確定申告する事で、結構大きな
金額が還付でも戻ってくることも多いので絶対に見逃せませんよ。



さて、確定申告の時期に一段と話題となるのが節税対策として有効な「ふるさと納税」
ではないでしょうか。どんな制度なのか簡単にご説明すると
毎年、私達は所得に応じて、決められた金額を住民税や所得税として収めなければなりません。
しかし、ふるさと納税という名目の「寄付」をする事により、本来収めるべき税金が、寄付した金額だけ
免除(所得税の還付や個人住民税の控除)され、なおかつ寄付のお礼として各自治体の提示する魅力的な
返礼品が受け取れる仕組みなのです。
まずは総務省サイトにて自身の納税限度額(控除額の上限金額)を確認できますので、あらかじめ自分の
納税額がどの程度になるのか目安を確認して、その金額の範囲内で金額をふるさと納税をすると
節税につながりますよ。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html



またふるさと納税を申込みする際には、手続き料のような感覚で別途、自己負担額が2千円必要です。
しかし、応援したい自治体にふるさと納税を申し込むことにより、お米やお肉やお酒など、2千円では
とても買えない豪華返礼品を用意している自治体も数多くあり、お得であることは間違いありません。
またネットで自分の欲しい返礼品を検索したり、より還元率の高い返礼品を探し出すことも
ふるさと納税の面白みのひとつとなっていますね。
インターネット上で日本全国のふるさと納税の返礼品をとりまとめている購入サイトも増えてきており、
スマホからボタン一つでも簡単に申込みをする事ができるのも便利です。
まさに購入型の「クラウドファンディング」といえます。

しかし注意が必要なのは、今年の6月からふるさと納税の返戻金の商品価格を「寄付額の3割以下」
に抑え、「地場産品」とする基準を設けるなど、返礼品を規制する地方税法改正案が審議に入って
いるということです。
ふるさと納税をお徳に申し込むなら今年5月末までにお申込みすることが得策です!

次回は、ふるさと納税に申込後に、控除をうけるために必要な手続きと実際に控除が適応される
タイミングについてお話したいと思います。

 

口座開設や投資に関するご相談など

新着マネーブログ

消費税増税と今後すべき節税対策(後編)

増税にあたり、少しでも税金を安くする方法があれば使わない手はありませんね。税金を安くするには、請求される税金に対して控除(減額)申請をする必要があります。まずはご存知方も多いとは思いますが、税金に...

続きを見る
ブログ一覧

最新セミナー情報

7月Pocket Fundingオンラインセミナー開催のご案内【7月25日(水)】

平素からPocket Fundingを利用いただき誠にありがとうございます。この度はPocket Fundingオンラインセミナーを下記の日程にて開催いたします。開催日程:7月25日 水曜日開催時間:18:30~※30分程度を...

セミナー詳細
その他のセミナー情報