好調な沖縄観光!ハワイと肩を並べた、は本当か?

 沖縄県が2018年度の入域観光客数を発表しました。対前年度比4.4%(41万9100人)増の999万9千万人。ハワイで観光施策を担うハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)が1月31日に発表した2018年の観光客数(速報値)は前年比5.9%(55万202人)増の995万4548人で過去最高を更新。と観光地ハワイに引けを取らないくらい観光地として成長著しい沖縄ですが、その要因は何だったのでしょうか?

 まず国内観光客数は1.6%増の699万8200人と微増ながら6年連続過去最高を記録。それに対し外国人観光客は11.5%増の300万800人と初の300万人台に達しました。

 外国人観光客は大型クルーズ船を中心とした海路客が前年度比20.6%増の119万7100人と大幅増。地域別では台湾からの観光客が高尾~那覇の新規航路などで12.9%増の91万7700人と最も多く、次いで中国本土は同27.3%増の69万4800人。タイ・バンコクやシンガポールも増加しています。

 アジアの中心に位置する沖縄県として地理的優位性をいかんなく発揮していると思います。

 2019年度は沖縄県が掲げる入域観光客数目標1000万人の達成見込みはかなり高いと思われます。しかし、その一方で課題も見受けられます。多くの観光客はまず空港に到着しますが、そのほとんどはレンタカーを確保します。レンタカー確保までの待ち時間の短縮を図る必要があります。また沖縄県民の足はマイカーであり、一家に2台は当たり前です。これに多くの観光客のレンタカーが加わりますからかなりの道路渋滞が起こっています。沖縄県は近年どの業種も人材不足という課題があります。ホテル建設もまだまだ盛んですが、サービス業においても同様で人材が足りていない現状があります。せっかくホテルに到着しても人が足りていない状況から、きちんとしたサービスを提供できるのかも課題でしょう。

 なんといっても最大の課題は観光消費額でしょう。入域観光客数ではハワイに肩を並べるまでに成長しましたが、2017年のハワイの観光消費額は1兆8826億円。沖縄県の観光消費額はハワイの4割程度という現実があります。ハワイと沖縄の観光客1人1日当たりの消費額は大差ありません。最大の違いは滞在日数です。平均滞在日数がハワイは8.94日に対し沖縄は3.65日。一人当たり観光消費額はハワイが19万8699円、沖縄は7万3945円と大きな開きがあります。

 中部太平洋に位置し「どこからも遠いハワイ」は遠いからこそ長期滞在が可能となり、「アジアの中心の沖縄」はアジアから近いがゆえにいつでも来て、いつでも帰れるという地理的優位性が長期滞在を阻害している要因になっている可能性も否定できないと思われます。

 これらの課題を克服してこそハワイに肩を並べたといえるのではないでしょうか?

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