2018年04月03日
ソーシャルバンクZAIZEN株式会社
当社では毎月モニタリングレポートをお客様に出しております。
それは、当該月まで運用しているファンドの全ての案件の状態を定型的な確認項目従い報告しているものです。
今年度からは先般行いましたアンケートの結果も踏まえて個別のファンドの状況やその物件の周辺環境等についてレポートしていきます。業法上の制約もあり、詳細までお伝えすることはできませんが、お客様がイメージできるように努めてまいります。
今回は昨年の9月に募集しました「Pocket Funding ファンド1号」のレポートです。本ファンドの償還予定は今年の8月31日となっております。本ファンドは、沖縄県本島南部の案件で組成しています。
案件1の物件周辺は那覇市中心部への人口流入やホテル等の建設ラッシュにより中心部での開発が難しくなってきていることから周辺に拡大しているエリアに該当する地域です。
このエリアから然程離れていない処ではモノレールの延伸工事が既に始まっています。モノレールは那覇空港を起点として首里駅までの全長13kmですが、これが延伸される事になり2020年の工事完成を目指しています。
案件1の物件はこの延伸されるモノレールの新設駅から然程離れていないエリアにあるので駅からの利便性を高めるためにも周辺道路や住宅の整備が進むと思われます。
また、案件2のエリアは観光客にも人気のエリアです。昭和の面影を残すレトロなエリアにも近くインバウンドまで含めて幅広い観光客の指示を集めています。
更にこのエリアから東の方向は住宅エリアとなっておりますが、那覇市中心部の交通渋滞緩和を目指して時期は未定ですが那覇市の中心部から道路が郊外へ延伸される事が決まっています。
このように「Pocket Funding ファンド1号」の案件のエリアは沖縄本島南部という地の利が強い処です。
現在も「Pocket Funding ファンド1号」は問題なく毎月分配金をお支払いしています。上記のレポートのにありますように当該案件のエリアでの保全性にも問題はないと考えております。